Vexations / Erik Satie, Reibert De Leeuw

Classical, Modern Netherlands 12inchレコード 33rpm Stereo
Philips 410 434-1 1983 ジャケ4.5点/盤 4.5点
ジャケ良好 盤良好

アムステルダム生まれで、指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍。1970年代からエリック・サティ作品をライフワークとして録音を残す、ライベルト・デ・レーウ。この人のサティはどれもがゆっくり=遅い演奏。静かな雰囲気とトーンの重さは、一音の噛み締め具合が変わり、音自体をつぶさに広い集めたくなるような印象。本盤ではサティの3曲の遺作のひとつ、ヴェクサシオン。意味は「嫌がらせ」だとか。52拍からなる1分程度の曲を840回繰り返し演奏し、身動きせずに心構えをしてこの音楽に向き合うというコンセプト。レコードを両面24回で達成されます。サティの主張、その濃度を感じる1枚。
【本日の試聴音源】

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